・葉牡丹
・勿忘草
・カラー
・ラナンキュラス

葉牡丹 カラー ラナンキュラス 忘れな草のブーケ

折角だから花言葉等気になったところを。

葉牡丹

キャベツ!と見た瞬間思う人は多いのではなかろうかと。実際にキャベツから種改良されてこの形になっていると言われているそうで、原産のヨーロッパ名での呼び名は「Flowering kale(花のようなケール)」「Ornamental kale(観賞用のケール)」「Ornamental cabbage(観賞用のキャベツ)」などなど。日本でも別名「ハナキャベツ」。

アブラナ科だから農薬を使わずに育てれば実際に食べることも可能!だけど観賞用に改良されているから食感は硬くておいしくない、と実際に食べてみた人のコメント有り。

また或いは、色付く葉の様が牡丹に似ているのが名前の由来とも。でも色付いているのは花じゃなくて葉っぱ。故に葉牡丹。

日本では葉牡丹は江戸時代から栽培され品種改良が行われてきたということから古典園芸植物に分類。古典園芸植物、初めて耳にしたな。

そんな日本歴の長い花(葉っぱ)だからか、葉牡丹の花言葉の1つにあるのが「祝福」。昔から葉牡丹は紅白の2色セットで植えられているのが一般的で、日本でのおめでたい色=紅白だから正月の寄植えとか門松と一緒に飾るなどして使われることも多いと。

確かにそういう門松見たことあるな。なんで正月飾りに?と薄っすら思った記憶が。でもこの色って紅?紫~ピンクで紅とは思わないけどなぁ…昔はもっと赤かったのかな。

他の花言葉は「愛を包む」「慈愛」「物事に動じない」「利益」

愛を包む、慈愛は葉牡丹の葉っぱが中心の花=赤ちゃんを包み込んでいるからだそう。…そうですか。

利益は実はキャベツの花言葉!だからって葉牡丹にも適用しちゃうんですネ。その由来は、諸葛孔明が行く先々の戦場でキャベツを栽培して兵士たちの食料にしていたという故事から。…それが「利益」になるのか。そうなのか。

物事に動じない、はなんでだろう。茎(軸)が太いから?キャベツはずっしり重くて風雨とかじゃ簡単に動かないから、とか?

 

勿忘草

忘れな草とも書きますかね。「私のことを忘れないで」と言いながら水の中に沈んで行った恋人のお話が名前の由来に。
中世ドイツに伝わる悲しい恋人たちのお話で、お散歩していて川縁に咲いていた青い花を取ろうとしたら恋人が誤って落ちてしまった、その原因となった花。恋人は甲冑を着ていたから重くて沈んでしまったということで、戦士だったんですね、彼。

でももしかしたら、戦士だけど最期に恋人に直接言葉を伝えられる状態であって良かったのかも知れない…?と思ってみたりも。

青色の勿忘草の花言葉は「真実の愛」「誠の愛」

西洋でも花言葉は色々あって、ドイツでは「Hore, was das Blumchen spricht.(花が何を話すか聞いて)」

花の先がくるんとなっている様子がサソリの尾みたいだということで、学名を「Myosotis scorpioides」とも。

葉牡丹 カラー ラナンキュラス 忘れな草のブーケ

カラー

ギリシャ語の「kallos カロス:美」が語源のカラー。白い花ってそれだけで美しさ9割増に見えるけど、更にこのスラリとした佇まいだからな。自分の中では凛としたイメージが浮かぶ格好良い花。英語では花が百合の様に白いことから「calla lily カラーリリー」と呼ぶよう。

百合って言うとオレンジ色に茶色が点々しているオニユリを思い浮かべることの方が多いんだよねぇ私。笑

白色は汚れの無い色、依って花言葉は「清純」「清浄」「女性のしとやかさ」

純白のウェディングドレスの裾を思わせる白くすっきりした姿形もあって、結婚式のブーケで人気のお花だそうですよ。そうですかそうですか。

清純でしとやかな女性のふるまい…う~ん女性ってたいへんだ!!

因みに名前の由来は他にも。

カラーの白い部分はサトイモ科の植物にみられる仏炎苞(ぶつえんほう)というものだそう。苞は花の根本につく小形の葉のことを言うので、つまりカラーも葉っぱ!ということになるのかね。
で、この仏炎苞の形がシャツの襟のようだということで英名:カラーと。

日本には江戸時代にオランダから伝わった花で、和名はオランダカイウ。海の芋と書いてカイウ。海で芋は…育たないのでは。何やら湿地で栽培されたカラーの形が芋みたいだったからということらしいから、湿地を海と見立てたということですかね。

そしてなかなか衝撃的なのが、豚の耳!
カラーの原産地、南アフリカでは姿形が豚の耳に見えるからということでvarkoor=豚の耳と呼ばれているんだそうな!発音がちょっとわからないけど、豚の耳…なんだか野性味に溢れていますね…花嫁姿とは到底…笑

 

ラナンキュラス

ラナンキュラスは学名だとRanunculus asiaticus表記されて、このRanunculusの語源はラテン語の「蛙(rana)」であると。

か え る !!!

なんでも葉っぱの形が蛙の足に似ている&蛙がたくさんいるような湿地を好んで咲く花だからなんだって。けろけろ。そっか店頭の切り花でしか見たことないからなぁ。

ラナンキュラスと言ったら花びらが何重にもぎゅーっと詰まってて花の色も単色・グラデーションと種類がたくさんあるのを想像するけど、なんと原種は鮮やかな黄色で花びらはたったの5枚!

品種改良というやつはとってもスゴイ技術なんですね…!!

そんなラナンキュラスの、オレンジ色の場合の花言葉は「秘密主義」

その花言葉故に贈り物の際にはネガティブイメージになるから家小野チョイスに気をつけて、ってあったけど、秘密主義ってそんなにマイナスワード?なんだ、周りに腹の中を明かさない底の知れないイヤな奴ってことか?

秘密主義、まさしく私にぴったりで、とても好きなんですけれども。w

 

と、言うことで。

今日も私を癒してくれてありがとう。

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購入店舗 Jardin nostalgique

白いラナンキュラスとピンクのカラー

店頭のピンクのカラーと白のラナンキュラス

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